バーベキューと焼き肉ってどんな違いがあるの?
夏になると野山や公園、海に出かけて家族や友人たちとバーベキューパーティーをする人で賑わい、楽しいひとときを過ごす人も多いのではないでしょうか。
そもそもバーベキューとはどのようなことを指しているのか、ご存知でしょうか。
バーベキューと焼き肉はよく似ているようですが、微妙な違いがあります。
焼き肉専門店でお肉を食べるのは野外でのバーベキューは、よく似ているようで少し違う、それは単に食べる場所が室内と野外の違いということではなく、調理法に違いがあります。
自宅や焼き肉専門店での焼き肉は、お肉を焼きながら食べますが、野菜やお肉などの食材をすべて焼き上げてからお皿に盛って食べるのがバーベキューです。
そう言われてみれば、「自宅でバーベキューをする」とは言わないし、焼き肉店でバーベキューという言葉は使われていないようです。
バーベキューは英語で「barbecue」という綴りで表わしますが、短くBBQという文字で省略した呼び方がよく使われており、Cueの綴りがQに置き換えられていて、BBQと言います。
バーベキューってどんな料理?
これまで野山やキャンプ場などでバーベキューをしたことがある人でも、「バーベキューってどんな料理なの?」と聞かれたら、どれくらいの人がきちんと答えられるでしょうか。
意外なことにバーベキューがどのような料理なのか、その本質について知らない人が多いようです。
ほとんどの人が、キャンプ場や海、公園など野外で焼き肉料理を食べることをバーベキューだと思っているようです。
バーベキューの発祥地はアメリカ南部で、牛のリブや豚のあまり軟らかくない部分であるブリスケット(肩バラ肉)を低温で骨の部分まで軟らかくなるほど、じっくりと時間をかけて蒸し焼きに調理した食べ物のことを指しています。
この地域では、豚肉をじっくりと時間をかけて丸焼きにして食べる習慣が根付いていたとも伝えられています。
とても量が多くて、少人数で集まってもなかなか全部食べきることができず、野外に調理器具や食材が持ち込まれて、大人数でお肉を食べるようになり、これがバーベキューのルーツだと言われています。